【知識】まだ安静にして腰痛を治そうとしていますか?

こんにちは。
三重県伊勢市 腰痛専門 整体院
整体院EN(えん)の中垣卓也です。

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今回は「腰痛に”安静が1番”は間違っていた!?」についてお話していきたいと思います。

 

 

腰痛があると「安静にしておかないと」と思ってしまったり

お医者さんから「安静にしときなさい」と言われたりしますよね。

昔からそうやって言われてきました。

 

 

 

 

 

 

 

本当にそうなんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はこんな報告がされています。

もっとも回復が遅かったのは 『 安静臥床にしてもらった人 』

(Malmivaara A. 1995)

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グラフを見てみると、日常生活のグループが1番痛みが少なくなっているのがわかります。

 

 

 

以下はその方法についてです。

急性腰痛の患者186名を対象に、以下の3通りに無作為に割り付けて、その経過を追いました。

  ・2日間、安静臥床してもらう人

  ・ストレッチをしてもらう人

  ・耐えうる範囲で、日常生活を続けてもらう人

経過を見るタイミングは、開始時・3週間後・12週間後 の計3回。

開始時はほぼ同じ段階からスタートしましたが、3週間後、12週間後、どちらの時点でも、

もっとも回復が早かったのは 『 耐えうる範囲で日常生活を続けてもらった人 』

もっとも回復が遅かったのは 『 安静臥床にしてもらった人 』

つまり、 安静にしていては回復が遅れてしまう ということがわかりました。その他にも、日常生活を続けてもらう人が職業復帰も一番早いと報告されています。

簡単にいうと

腰痛があっても動ける範囲内で動いといてくださいね〜ということです!

しかし、その腰痛の原因が骨折などハッキリとした原因なのであれば、安静でないといけません。

要するに「痛みの原因によって対処法が変わる」ということです。

あなたの腰痛はハッキリした原因がありますか?

骨折した、腫れている、炎症している → 冷やして安静

ヘルニアと言われた → ヘルニアの項目を見てください

原因がわからない → 筋膜リリースの項目を見てください

ハッキリした原因がわからない場合は痛みに耐えうる範囲で活動すること + 「筋膜リリース」という方法が効果的であると考えられます!

もうすでに「それ」知っているあなたはその方法で改善してください!

まだ知らないあなたは筋膜リリースの項目を見てください

基本的には腰痛は自分で改善することが可能です。

 

 

 

 

 

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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